2008年 10月 16日
NHK教育で「脳卒中」の番組やってました。「『脳卒中』は『脳梗塞』『脳溢血』『くも膜下出血』の総称です。それぞれの症状は*****です。」というお話。 ****が問題です。キモサベは脳溢血でした。代表的な症状として教授が挙げたのは「頭の痛み=体験した事のない激しい痛み」「言語障害=ろれつが回らない」「おう吐」でした。発症当時キモサベにこれらの症状はありませんでした。 傷みは全くなし。おう吐もありませんでしたが「くしゃみ」がばかみたいに出ました。発声は明瞭でした。ただ意図する事とは全く違う言葉が出てしまうという言語障害でした。 教授のおっしゃる代表的な症状に照らすと、キモサベは脳溢血の可能性は低いと診られる。専門医が素人相手に命に関わる病気の話をするのだから、これは片手落ちのオザナリ番組だと言いたい。 お勉強をしないお医者様の多くは同じような判断基準で診察をするのでしょう。「単なる疲れです」「ちょっと風邪気味ですな」「最近ストレス貯まってませんかあ」で片付けられてしまう。ごく軽症ならそのうち症状は治まり「やっぱ疲れてたんかい、いかんいかん」で済んでしまう、しかし、脳の機能の多くを確実に失っている。 脳卒中と分かれば専門医を捜し、少しでも高度な医療を受けたいと思うでしょう。しかし、ちょっとくしゃみが出るくらいでは街のお医者さんへ行くでしょう。そこで運命が決まってしまうこともある。そういう悲劇を少しでも減らすためのテレビ番組ではないのか、そんな通り一遍、ペロッと上っ面舐めた内容でいいのか、教授!! キモサベはたまたま立ち寄った町営診療所に、勉強熱心で優秀な先生がいたおかげで今も生きています。ありがとう先生、偶然とは言え、そこへ連れて行ってくれた友人にも感謝しています。
by kemosabee
| 2008-10-16 11:57
| 脳 リハビリ 看病
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湖畔のあばら屋でバセットハウンドのハンク、ターシャと暮らしています。結構過酷な生活。薪割り、大工仕事に励む日々。
脳溢血に倒れ一時は人生諦めたが奇跡の復活。オマケの人生怖いもの無し。さあ、次の事、次の事。 「キモサベトリオ」はノンジャンル・エンターテイメントを目指すバンドです。のんびりやります。 どうぞよろしく 最新の記事
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