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湖畔に暮らすミュージシャンと愛犬ハンク/ターシャの日記

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2008年 06月 02日

実録メンバー募集物語Ⅱ、第四話 「登場」

 6月1日、12:30、リハーサルにお借りしているバー。キモサベがラップトップに向かい、譜面の印刷をしていると、最初にやって来たのはピアニスト。超売れっ子の彼女は、4つのバンドで弾いているほか、イベント、助っ人などを精力的にこなしています。さらに多くのお弟子さんを持つ先生でもあります。本来なら、キモサベのバンドに付き合っていただけるようなレベルのピアニストではない訳です。そこはその、、幼なじみってことで、、。

 ピアニストがバーのボックス席に座り、キモサベと世間話をしていると、「こんにちはー」やって来たのはベースマン。いつものようにちょっと背中をまるめ、肩から入ってきました。某大手上場企業の役員を務める彼は、三年前に「ベース教室」に通い始めた自称「初心者」。良い先生に恵まれグングン上達、いぶし銀的音の選択も先生ゆずりなのでしょう。もう初心者とは言えませんよ、Hさん! 幼い頃から音楽に親しんだ人なので、すごくステディーで破綻がありません。破綻のギタリスト、キモサベには頼れる存在です。

 三人そろいました。「で、そのニューヨーカーのバイオリンは来るの」から始まり、新人バイオリニストの話題になりました。そもそもキモサベ自身、殆ど情報がないので会話に実がなりません。まあ、始めましょう、新曲のスイングチューンでも、、と、そこへ、、、、

 登場しました、B嬢。スーパーマーケットの駐車場で声をかけた時、彼女は自転車、キモサベは軽トラだったので分かりませんでしたが、随分と背が高い。紹介を済ませました。日本滞在が長いせいか、日本人的礼儀正しさをわきまえた感じ。ではっということで、早速何曲かやってみました。

 Ⅰコーラス目をじっと聴き、2コーラス目からガンガン弾いてくれます。「そこは跳ねないでください。。。ダブルストップでおねがい」「オッケー」注文には即座に応えてくれます。ソロも1回目より2回目、2回目より3回目、ドンドン良くなります。工夫も沢山。これは先が楽しみだぞ。
実録メンバー募集物語Ⅱ、第四話 「登場」 _d0114818_1252161.jpg でも、でも、2ヶ月で米国に帰ってしまう、、シュン。。 せめて1年あればなあ、、、なあ、ハンク、、

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by kemosabee | 2008-06-02 13:02 | キモサベトリオ


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