湖畔に暮らすミュージシャンと愛犬ハンク/ターシャの日記

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2013年 10月 29日

氏子の受難

林業家は危険な職業です。

基本的に高所作業が多く危険です。

何トンもある樹木の伐倒はそれ自体危険ですが、風向き、腐りなど木の状態、

高圧電線等々の条件で危険性は高まります。

使用する道具も内燃機関のパワーで刃物をブン回すものが多く危険。


キモサベは「ナンチャッテ林業家」なので難しい局面には関わりません。

そんなキモサベも熟練のプロも等しく遭遇する危険、、ハチです。


二日にわたり神社の大木の枝を払う仕事をしました。

枝と言っても太いところでは直径80センチを超えます。

作業は高所作業車と30mレッカー(駐車違反車両移動のやつとは違います)で、

ドンドン進みます。

全て切り終わり、後は解体しダンプに積み込みます。

この辺からは手伝いに来てくれた神社の氏子さん達も加わります。

皆さん70歳をこえるじい様。

老いたとは言え皆さんお元気です。

ダンプの荷台で待ち受けるキモサベのところへ大小の枝をホイホイ投げてくれます。

順調に進みます。残すところひと山。

、とその時、「ウギャーッ」の悲鳴、ひとりの爺さんが両手を振り回しながら

走ってきます。

ハチです。黄色スズメバチ。爺さんの後をブンブン追いかけてきます。

キモサベは助けることもできず、濃紺のツナギを着ていたので標的にされては、、と

荷台の枝の上に伏せました。

やがて追跡を断念したハチたちは巣へ戻り、爺さんは二カ所さされ病院へ。。

ひとりの爺さんが蜂の巣絶滅スプレーをどこからか持って来てシューシューやり、

哀れ黄色スズメバチは大半が絶命、残りは巣を放棄し飛び去りました。


落ち着きを取り戻した現場、丸太を椅子代わりに腰をおろし、

ペットボトルのお茶を飲みながらハチ談義。

一人の爺様、傍らに落ちたハチの死骸を懸命に解体するアリを見つけると、

「一人じゃ無理だろう」と木っ端で解体してやります。

みなでしばらく足の一本を運び去るアリを無言で見守りました。
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by kemosabee | 2013-10-29 11:38 | あばら屋暮らし


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